「クッ……」

俺の背後に回りカラダを密着させたあすかは、
勃起しきった俺のペニスに手を回す。

手馴れた動作でペニスを摘み上げると、
親指と人さし指で輪を作り、亀頭直下を拘束する。

「こうして亀頭の溝を窒息させて……、
 擦れるいやらしい感触がよくわかるようにゆっくり捻られるとたまらないでしょう?
 カウパーでヌルヌルだしねぇ?」

「ウォッ……や、やめっ……あぁぁっ!!!」
◇ ◇ ◇



試合は一方的だった。

最初、あすかは、ペニスバンドをつけてリングに上がってきた。
女相手ならともかく、男とバトルファックするのに、ペニスバンドを着けるなど…
「(アナルを犯るとでも言いたいのか・・・ちくしょう、舐めやがって!)」

だが、あすかが着けてきたソレは、俺を逆上させ、興奮させ、
試合開始前からガチガチに勃起させるための罠だったのだ。

ギャラリーへの選手紹介とルールの説明が行われる最中ずっと、
俺を見下しながらディルドを使って、手コキテクを見せつけるあすか。
最初は、亀頭の先を軽く指で掴み、フェザータッチでさわさわと撫でる。
亀頭を掴んだまま、ディルドの根元を軸にして全体を大きく回すように踊らせたり、
亀頭から根元へと、皮を根元にひっぱるかのようにシゴいたり、
裏筋の縫い目を弾きまわす。

俺は、罠だとわかっていながらその光景から目を離せず、
チンポをバキバキに勃起させてしまう。
俺は、試合開始前から、あすかに犯されていた。




カァン

試合開始のゴングが鳴ると同時に、ディルドを両手で握り、
ギュリッと雑巾を絞るように捻るあすか。
「ウゥッ!」
俺はいやらしすぎる指使いに、思わず呻き声を上げる。
脳内で、ディルドの先から、精液が噴き上がるのが見える気がした。
と同時に、ペニスがビクンと跳ね上がるのがわかった。

ディルドの先っぽで何かをすくうような仕草をする指先。
人差し指と親指をつけたり離したり…いやらしすぎるっ!
「……ッッ!」
性器付近の筋肉が収縮し、透明な粘液が尿道から滲み出る感覚…
鈴口から先走りで滲み垂れていた。

ペニスバンドを外し、投げ捨てるあすか。
ディルドと、それに纏わりつき責め立てていた手指に奪われていた視線が、自然とあすかに戻る。
そこには、こちらをまっすぐに見据えて、勝ち誇ったような笑みを浮かべるあすかの姿があった。

彼女は、まだなにも言葉を発していない。
けれど、その表情は、
「私がディルドを弄るのを見て、自分がイかされるのを想像しちゃった?」
と言わんばかり。

あすかの挑発に屈して、エロい挑発に興奮する快感を愉しんでしまっていた自分に気がつく。
しかし、すべては遅すぎた。
興奮に焦りと羞恥が混ぜ合わされ、精神が掻き乱されていく。
異常なまでに血管が青筋立った竿。赤黒くテカテカに腫れあがった亀頭。
全身から汗が滲んだ。

一歩踏み出すごとに、ペニスがブルンと震え、甘く鈍い快感が全身にズシンと響いていく。
あすかを責めようとしても、あすかの手がチンポを掴んだだけで込み上げる射精感。
抱き合って下腹部を押し付けられただけでも、我慢汁が迸る。
間を取っても、言葉責めで煽られ高められていく。

腰砕けになる俺が、あすかに背後から抱きつかれ、
イきそうなペニスを握られて動きを封じられるまで、さほど時間はかからなかった。



◇ ◇ ◇



あすかの指で拘束されたペニスをビクンビクンと力ませ、
膝をガクガク震わせながら快感に耐える俺。

「ふふっ。気持ちよすぎて抵抗できないのね?
 こんなに全身を強張らせちゃって。
 ……あなたが気持ちよくなっている証拠、もっとみんなに見せてあげなさいよ。」

そういうと、あすかは、指で作った輪をペニスの根元まで下げぎゅっと締め上げると、
尿道に溜まった粘液を押し出すようにジワジワと亀頭へ向かって搾り上げた。

「~~~~~」

1度目のストローク。鈴口にカウパーの水玉ができ、
2度目のストロークで多量の粘液が重力に耐えられなくなり、
糸を引きながらゆっくりと床へ垂れていく。
すでにカウパーでヌルついた亀頭に、粘液の筋が上書きされていく…

「う…ふおぉ!!……んぁっ……ンオオォォォオ!!!!」

観客たちは、大型ビジョンに写されるあすかの責め・・・俺の痴態に見入り、固唾を呑んでいた。
エロオーラを放ち、獲物を弄りまわして、自分の魅力を、優越性を誇示して楽しむ女、
その女に圧倒されて、焦らされ、寸止めされ、狂おしい快感に悶え狂う男。。

あまりの快感に息をつまらせながら、鼻息を荒く呻く俺の低い声、
余裕たっぷりに脳髄を直接侵食してくるように責めるあすかの淫語、
あすかの手技でにちゃっにちゃっとペニスがイヤらしく音を立てるのが、
集音マイクとスピーカーを通して、静まり返った試合会場に響き渡る。

会場にいた男どもの何人かが、我慢できずにオナニーを始めてしまう。
誰もが、男を嬲り殺すように焦らし責め上げるあすかに虜となり、
それを咎める者もいない。

「ほら、観客の男どもがオナニー始めちゃったわよ。あんたが悶え方がイヤらしすぎるのよ。
 ……どう? M男を代表してわたしに責められる気分は。」

「あ……あくっ……ちょっ……オオッ……」

「ちょっとでも動いたら、イっちゃいそうでしょう?
 でも、我慢できなくなって腰を振っても、簡単にはイかせないから。」

そう言うとあすかは、片手で俺の首筋や腹部、腋や乳首を撫でまわしながら、
ペニスには親指と人差し指の2本だけで、もどかしい刺激を与えてくる。
「っ!」
「……ンァァ!」
「ォォ…ォォォ……」
あすかの卓越した焦らし責めテクに翻弄され、先走りを垂らしながら悶え狂う俺。
ときに苦悶の呻き声を上げ、ときにだらしなく顔を弛緩させ、
涎を垂らしながら歓喜のヨガり声を上げる。
まるで、M性感の教則ビデオのような光景が続く。

・・
・・・
・・・・

「あら、残念。もうすぐタイムリミットね。
 ねぇ、最後はどうしてほしい? このままイかさないで『引き分け』にしてあげようか?」

「~~~~~ッ!」

あすかが、5本の指で甘く亀頭を摘み上げる。
じれったい刺激に耐えられず、もっと深い快感をと、ビクビクと勝手に跳ね上がるペニス。

「ウゥ……」

あすかが耳元で、熱く湿った息を吹きかけながら、蟲惑的な声で囁いてくる。

「引き分けになったって、あなたの負けは誰の目にも明らかなんだから、
 最後は盛大に射精させられるところを見てもらったら?」

「だっ、誰が……んあああぁぁ!!」


亀頭を掴んだまま、大きく円を描くように手を動かし、
竿全体にじれったい刺激を送り込んでくるあすか。

「んふふふ……」

俺が屈することを確信し、小馬鹿にされる屈辱感と、
このままイカせてほしいという切羽詰ったドス黒い欲望との葛藤は長くは続かなかった。


「あ……あぅ……ぐおぉっ……おお………イ……イか……」

「なに?」

あすかの手が順手となり、根元でペニスを強く握り締める。
亀頭が赤黒く腫れテカり、先から粘液が滲む。
そして、あすかの指が汗ばんだアナルに迫り、狭い穴に侵入してくる。

ビクッ!!
あすかはすぐに前立腺を探し出し、腸壁越しにゆっくりと撫で上げてくる。
快感が脳髄で暴風雨となって荒れ狂う。

(もっ……もうここで止められても、イっちまう!!!)

絶頂の半歩手前で焦らし続けられ、もう後戻りできないところまで突き上げられていた。
もし、ここで責めの手が止まったとしても、ペニスに何も触れていなくても、
その余韻さえが引き金となってブチ撒けてしまうだろう。

さらに、あすかにきっちりとトドメを刺されて射精させられたら、
どれほどの快感が待ち受けているのか…期待と怖れに胸を打ち振るわせる俺がいた。

「お、俺の負けだ……頼む、イ……イかせてくれっ!」

「女にイかせてほしいと懇願するなんて。しかも試合終了直前だっていうのに。
 悔しいわね? ……でも、最高でしょ? イキなさい。」

そして、カメラ目線で観客の男どもを挑発する。

「この男が私に射精させられるのを見ながら、あんたたちもイっちゃいなさい。」

「!!!!!!」
「!!!!!!」

最後の一言は、恐ろしく冷静で、低い、完全に男を見下した声だった。

ペニスを握り絞めていただあすかの指が緩み、フェザータッチで亀頭までズリあがっていく。
そして、亀頭の頂点まで来たところで、亀頭全体を包み込むように握られ、
亀頭を揉みつぶすように捻りながらゆっくりと根元へと戻っていく。

ムキキッ

皮が根元に引っ張られ、包皮小帯に押し寄せる快感の大波。

画面に俺の敗北寸前のペニスが映し出され、
揉みつぶされた後、根元へのストロークとともに、
あすかの指の間から淫猥に変形しながら顔を出す亀頭、
その亀頭がみるみるうちにはち切れんばかりに腫れ上がって行く様子、
ストロークが根元にいくにつれ、皮がピンと張られていく様子が、
バクバクと脈打つ鼓動に合わせてペニス全体がヒクヒクと戦慄く様子が、
隠しようもなくギャラリーに晒される。

この一撃が、俺にどれほどの快感をもたらしているか、誰の目にも明らかだった。

「フォッ!? フォォォァッ! ……アアァァッ!!!」

アナルに差し込まれた指が前立腺を刺激し、射精の引き金を引く。

「イ…イグッ……出るっっ!!!!」
「オォ…オ・・・・アグッ!!・・・・フオオォォォォッッッ!!!!」
ビュルルルルーーーーーーーーーー---ーッッッ

射精を直接司る筋肉だけでなく、
手足の指先から体中心の腹筋まで、全身を硬直させて、ありったけの精液を射出する射精。

ボタタッ

リング中心でイカされた俺の精液が、宙に信じられないほど大きな弧を描き、
コーナーポストに降りかかる。

「フグオオオッッッ!!! ンアアアア!!!」

ビュビューーーーッッ
ビュルルルルーーーーッ
プビュルルルッッッ

周りが引いてしまいそうな獣じみた呻き声を上げながら、何度も射精の律動を繰り返す俺。
その都度、大量の精液がリングに撒き散らされていく。
体液を強制的に吸引されているかのような危険な快感が頭の中を真っ白に塗りつぶしていく。


「ウゥッ!!」
「イクッ!!!」
オナニーしていた男の何人もが、この光景を目にして射精してしまう。
あろうことに自分が責められている光景をオカズにされてしまっている屈辱感と、
その屈辱感に比例して快感が増していくのを自覚し、
プライドが粉々に砕けて危険な快感に溶けこんでいく。

ビュルルッ
プビュッ
ビュッ

1分超。精液の放物線は十数回に及んだ。
壮絶な絶頂。
あすかの手がペニスから離れると同時に、俺は崩れ落ちるように膝をリングにつき、
そのまま仰向けに倒れ、だらしなく伸びてしまう。

たった一度…たった一度の絶頂で、精魂尽きるほど完璧にイかされ、
起き上がることができなかった。

カンカンカァン

試合終了を告げるゴング。
そして、ほどなくして勝者を告げるレフリーの声が、どこか遠くから聞こえているような気がした。



◇ ◇ ◇



ムギュッ

「ウゥッ!?」

萎えかけたペニスにあすかの足が伸びる。
足裏で揉み込まれ、すぐに固さを取り戻しギンギンに勃起する性器。

「な、何を・・・」

「ふふっ。あれだけ搾られて、起き上がれないほど体力も奪われたくせに、
 女に足で踏まれて勃たせるなんて、誇り高いファイターとは思えないわね。」

「クッ… や、やめ…ンアァッッ!」

あすかの足に体重がかかり、ペニスが潰される。
言い返す言葉が喘ぎ声に変わる。

「どう? 私に犯された気分は…射精を懇願までして、あんなに大量にブチ撒けて…うん?」

「~~~ッッ」

「手コキだけでとことんイかされて。私のテクはまだまだあんなものじゃないわよ」

そう言うと、あすかは、足にグリリッと力を入れて俺のペニスを蹂躪し、
意味深に自分の指を舌でちろちろと舐めて口に含み、
腰を艶かしく蠢かせる。

そして、リングに転がっていたペニスバンドを股間に着用し、俺に見せつけるように腰を突き出した。




「~~~~~ッッッッ!!!」

プビュッ

先走りが噴き出した。

あすかが、俺の顔を覗き込むように前かがみになる。
そして、俺だけに聞こえるように、エロすぎる声色で囁く。

「私に負けた男はね、敗北の味が忘れられなくて、試合のことオカズにしてオナニーするの。」
「それだけじゃないわ。私にまた犯してくれって懇願しにくるの、あんたは我慢できるかしら?」
「私の部屋にきたら、この試合なんか比べ物にならないほどの快感地獄…味わわせてあげる。」

「オォ…オ……」

卓越した言葉責め。
あすかの目を見返すことができずに、視線が泳ぐ。
ペニスは先ほどの射精直前に勝るとも劣らないほど、限界まで勃起していた。


あすかは起き上がると、俺のリングウェア…降りかかった精液で汚れたビキニパンツを拾い上げる。

「このいやらしいパンツはもらっていくわ。あんたは、その勃起チンポを晒しながら帰りなさい。
 ふふっ……あははっ」

あすかは、女王然としたポーズで観衆に応えて、リングを降りていった。




※「M男の代表に仕立てられ(試合後)」に続く