レビュー

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保健室でサボる主人公を、イタズラ好きでエッチ大好きなセクシー保健医が喰う話。本当はウブなのにワルぶっている主人公を茶化しながら挑発、誘惑して主導権を握り、男心をくすぐって強がらせながら、大人の女の余裕と魅力で「この女には敵わない」という意識を植え付けながら快楽を与えて手なずけていく…。コトが終われば、ハッパをかけて主人公にちゃんと授業を受けさせる。あーこんなエロ保健医のいる学校に通いたかった。
快楽天BEAST2012年05月号に収録。後に発売された単行本『ハイトクシンドローム』にも収録されています。オススメ

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授業をサボって寝ていた保健室のベッドに忘れたスマホを取りに来た主人公。他人に「ちゃんと授業に出ろ」といっておきながら、自分はのんきに昼寝をしている先生を見つけます。しょうがないなと、スマホを撮ろうとすると、先生に圧し掛かるような体勢に。そこで起きた先生。
「どーしたの富岡くん? 先生の胸が恋しくなったぁ?」
「先生の寝込みでも襲おうとしてたの? こーいつぅー♡」
ふざける先生にキレる主人公。ですが…

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一瞬、キョトンとした表情を見せた先生は、
「やってみなさい♡」
と余裕の反撃。自ら胸をはだけて、寄り目のむちゃくちゃエロい表情で逆に誘ってきます。動きが止まる富岡くんに、間髪居れずに黒スト足で股間を擦り付けて挑発。高校生の男子ごときでは、これだけでもう限界までガッチガチに勃起して、先走って腰砕けになってしまうでしょうな。

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最初は、主人公を「オオカミさん」と言っていた先生。自分の挑発に呑まれて減らず口も叩けず、興奮で震える主人公くんを「意気地のないワンちゃん」と呼び、犯します。最初はフェラで。しかし、必死で喘ぎ声を耐える主人公を見ると、口を離してしまいます。もの欲しそうな顔で自分を見る主人公をニヤニヤと見返しながら、ペニスの鈴口を指で軽く押さえてクイクイと弄りながら
「続きをしてほしかったら…何か言うことあるんじゃない♡」
続きを懇願させると、得意顔でブラを外し、ピクつくペニスを胸に挟み、ゾクッとする表情で愛撫再開。主人公君、鈴口から先走りがすごいです。そりゃ、この表情で「射精するまで離さない」なんて挑発されたらね…くぅ。

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あっという間にイかされる主人公君。この後、全然萎えない勃起を手コキされながら、顔を間近に寄せられ見つめられながら、
「どう? 私の介抱は 気持ちよかった?」
「聞かなくても…わかる…だろ…」
主人公くんは、射精の余韻覚めやらぬ、焦点の定まらない視線をしながら、ゼィハァと荒い呼吸で、こう返すのが精一杯。若いオスを性技で支配する年上のメス女。エロすぎます。

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「ふふ…♡ まだ惚けちゃダメよ? 次は私が気持ちよくなる番なんだから♡」
「ま…待って…」
射精の余韻から意識が戻りきる前に、騎乗位で挿入される主人公。
「大丈夫? 君にはちょっと刺激強すぎたかな?」
「別に…大した事…ねーよっ!!」
ドヤ顔で犯してくる先生に、何とか切り返す主人公くん。強がり続けて心が折れないのがとてもイイ。
「ふふ…強がっちゃって…♡ 先生張り切っちゃうから拍子抜けさせないでね♡」
「ううう~~~~」
激しい騎乗位ピストンに呻く主人公くん。

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感想

必死で抗う男の様子を楽しみながら、次の瞬間には心が折れる一歩手前まで快感を与えて責め立てて、蕩けるうめき声を楽しむ先生。かと思えば、オスの本能を挑発して反撃させ、またその攻撃を軽く受けきり快感で屈服させる……服を脱ぐ前の挑発から、フェラ、パイズリ、騎乗位、主人公君に責めさせる立ちバックと、この繰り返し。手のひらで踊らされていることがわかりつつも、他にどうしようもなく本能にまかせて女を犯そうとして、でもその都度、受けきり、反撃されて蕩けさせられて……心を折られないままに、先生の虜にさせられていきます。
大人のお姉さんが男の子を「喰う」のって、こういうことなんでしょうね。最高。

作品情報
タイトル
Counseling
掲載誌
快楽天BEAST2012年05月号
出版社
ワニマガジン社
発売日
2012年04月14日
著者
武将部
配信元(単行本)
DLsite